CallSchema
WeaveにおけるCallオブジェクトのスキーマです。フィールドの説明
コアフィールド
- id:この呼び出しを一意に識別するUUID
- project_id:この呼び出しが属するW&Bプロジェクト(形式:「entity/project」)
- op_name:呼び出される操作の名前(参照可能)
- display_name:呼び出しのオプションの人間が読める名前
トレース階層
- trace_id:関連する呼び出しを単一のトレースにグループ化
- parent_id:子呼び出しを親にリンクし、ツリー構造を形成
タイミング
- started_at:実行が開始されたISO 8601タイムスタンプ
- ended_at:実行が完了したISO 8601タイムスタンプ
- deleted_at:設定されている場合、呼び出しがソフト削除されたことを示す
データ
- inputs:関数に渡された入力パラメータの辞書
- output:関数の戻り値(成功した場合)
- exception:呼び出しが失敗した場合のエラーメッセージ
- attributes:ユーザー定義のメタデータ(実行中は読み取り専用)
- summary:実行後のメトリクスと計算値
統合
- wb_user_id:呼び出しを開始したW&Bユーザーへのリンク
- wb_run_id:実験追跡用のW&B実行へのリンク
CallsFilter
呼び出しを照会するためのフィルター条件。使用例
クエリ式
クエリ式を使用した高度なフィルタリング:計算フィールド
以下のフィールドはサーバーによって計算されます:ステータス
以下の存在から導出されます:exception
とended_at
:
"running"
:呼び出しが開始されたが終了していない"success"
:例外なしで呼び出しが終了"error"
:例外で呼び出しが終了
期間
以下の差として計算されます:ended_at
とstarted_at
(秒単位)。
コスト
コスト追跡呼び出しから集計されます。以下を含みます:- トークン使用量
- APIコスト
- カスタムコストメトリクス
トレースサーバーインターフェースは柔軟で拡張可能に設計されています。カスタムフィールドは
attributes
やsummary
にスキーマ変更なしで追加できます。